宮城縣護國神社 和装結婚式

宮城縣護國神社は、明治維新後の1869年（明治2年）に創建された神社です。日本の近代化の過程で国家のために尊い命を捧げた戦没者の英霊を祀る「護国神社」として、宮城県内の戦没者約6万柱の英霊が祀られています。

当初は「招魂社」として創建され、その後「県社宮城縣護國神社」として現在に至ります。仙台城址（青葉山）の東麓に位置し、仙台市の中心部にありながらも静寂に包まれた神聖な空間となっています。

社殿は1923年（大正12年）に建立されたもので、荘厳な雰囲気を持ち、四季折々の風景と調和した美しい景観を作り出しています。特に春の桜と秋の紅葉の時期は、多くの参拝者で賑わいます。

年間を通して様々な祭事が行われており、春季例大祭（4月）と秋季例大祭（10月）は特に盛大に執り行われます。また、初詣や七五三、厄払いなど、人生の節目に訪れる参拝者も多く、地域に根ざした神社として親しまれています。

和装結婚式の場としても人気があり、伝統と格式を重んじるカップルに選ばれています。仙台市の中心部という立地の良さと、厳かな雰囲気が調和した神社です。