神前式は、お祓いを受けたあと、神職が祝詞(のりと)で結婚を神さまに報告し、新郎新婦が三三九度の盃を交わして誓いの言葉を読み上げる、という流れで進みます。最後に両家の家族・親族が御神酒をいただき、式が結ばれます。挙式そのものは30分ほどが目安です。
神前式は、和婚の代表的なスタイルの1つです。
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この記事では、神前式の式次第と各儀式の意味、所要時間、当日1日の流れ、神社ごとに違うポイントを、東北の神社で神前式をプロデュースしている「みちのく和婚」が解説します。
神前式の流れは?
神前式は「着席→修祓→斎主一拝→献饌→祝詞奏上→三献の儀→誓詞奏上→玉串拝礼→親族盃の儀→撤饌→斎主一拝→退席」の順で進むのが一例です。
神社本庁が紹介している神前結婚式の流れ(一例)は、次のとおりです。
神社本庁も、神社や地方によって流れに違いがあるとしています。実際の式次第は、挙式する神社で確認しましょう。
それぞれの儀式にはどんな意味がある?
中心となるのは「祝詞奏上」「三献の儀」「誓詞奏上」の3つです。神さまへの報告、夫婦の契り、ふたりの誓いという意味があります。
主な儀式の意味を、順番に見ていきます。
- 修祓:式の前に、神職が新郎新婦と参列者全員をお祓いし、心身を清めます。
- 祝詞奏上:斎主(中心となって式を進める神職)が、ふたりの結婚を神さまに報告し、末永い幸せを祈ります。
- 三献の儀:神前に供えた御神酒を、新郎新婦が3つの盃で交わします。いわゆる「三三九度」です。
- 誓詞奏上:新郎新婦が神前に進み、夫婦としての誓いの言葉を読み上げます。
- 玉串拝礼:榊の枝に紙垂(しで)をつけた「玉串」を神前に供え、拝礼します。
- 親族盃の儀:両家の家族・親族が御神酒をいただき、両家が親族として結ばれたことを確かめます。
三三九度には、縁起のよい数とされる奇数(陽数)のうち最も大きい「9」にちなみ、幸せな家庭が永く続くようにという願いが込められています(神社本庁「神前結婚式」)。
誓詞の読み方や立ち位置は、神社ごとの作法に従います。みちのく和婚では、和婚専門のプランナーが当日までに流れをご案内しますので、初めてでも心配いりません。
神前式の所要時間は?
挙式そのものは30分ほどが目安です。支度や写真撮影、会食を含めると、当日は半日から1日がかりになります。
みちのく和婚がお手伝いする会場のうち、所要時間を公開している会場では、神社での挙式はおおむね30分です(福島縣護國神社・福島稲荷神社・開成山大神宮など)。お寺での仏前式は40分ほどかかる会場もあります。
挙式できる時間帯は神社ごとに決まっています。
※2026年9月時点。行事のある日は挙式できない場合があります。
時間枠が少ない神社は、希望日に予約が埋まりやすくなります。日取りを決めたら、早めに空き状況を確認しましょう。
神前式の当日は、1日どんな流れになる?
「支度→(参進)→挙式→記念撮影→会食」が基本の流れです。挙式の開始時刻から逆算して、着付けやヘアメイクの時間を確保します。
当日の流れの一例です。
- 支度:新郎新婦が着付け・ヘアメイクをする。列席するご家族の着付けもこのタイミング
- 集合・控室で待機:親族控室がある神社では、ここで挙式を待つ
- 参進(さんしん):神社によっては、神職や巫女に先導されて境内を行列で進む
- 挙式:上記の式次第に沿って進行(約30分)
- 記念撮影:境内や社殿の前で、家族写真やふたりの写真を撮る
- 会食:近くの料亭・ホテル・旅館などで食事会をする
支度には時間がかかります。みちのく和婚では、朝7時より前に支度を始める場合、美容師1名につき7,000円(税別)の早朝料金がかかります。午前中の早い時間に挙式する場合は、支度の開始時刻も確認しておきましょう。
また、挙式のあとも和装のまま会食や撮影をする場合は、衣裳の延長料金や美容の追加料金がかかります。当日の流れを決める段階で、どこまで和装で過ごすかも決めておくと安心です。
神社によって違うポイントは?
参進の有無、巫女の舞、指輪交換、神社独自の作法、列席できる人数などが神社ごとに違います。
神社本庁は、神社によって結婚指輪の交換が行われたり、神楽が奏されたりすることもあるとしています。みちのく和婚がお手伝いする神社にも、それぞれの特色があります。
- 鹽竈神社(宮城):新婦が一度新郎のそばへ移る(婿取りの場合は逆)という、「嫁ぐ」ことが印象に残る作法で行われます
- 金蛇水神社(宮城):巫女の舞を入れることができます(初穂料が5万円から8万円に変わります)
- 荘内神社(山形):雅楽の調べの中、庄内一の長い参道を参進します
- 山形県護国神社(山形):広い境内を歩く参進が見どころです
列席できる人数も神社ごとに決まっています。たとえば鹽竈神社は両家各12名の計24名、仙台東照宮は15名です。
当日までに神社へ確認しておくことは?
挙式時刻、列席人数の上限、着付室・控室の有無、撮影のルール、駐車場の5つは必ず確認しましょう。
確認しておきたい項目と、その理由をまとめました。
みちのく和婚では、神社との調整や当日の進行を和婚専門のプランナーがお手伝いします。神社ごとの細かな決まりも、打ち合わせの中でご案内します。
よくある質問
神前式で指輪の交換はできますか?
神社によって異なります。神社本庁も、結婚指輪の交換を行う神社があるとしています。指輪の交換を希望する場合は、挙式する神社に確認しましょう。
神前式に友人を招くことはできますか?
神社によります。みちのく和婚がお手伝いする神社では、愛宕神社・金蛇水神社・仙台東照宮・青葉神社などで友人の列席が可能です。列席できる人数の上限もあるため、あわせて確認しましょう。
誓詞は誰が読みますか?
新郎新婦が読み上げます(神社本庁「神前結婚式」)。文面や読み方は神社ごとに異なるため、挙式する神社の案内に従います。
神前式の前に、リハーサルはありますか?
儀式のリハーサルの有無は、神社や進行によって異なります。みちのく和婚では、美容のリハーサルを結婚式の前日に行うこともできます。儀式の作法は、プランナーが事前にご案内します。
神前式のご相談は、みちのく和婚へ
みちのく和婚は、東北の神社での神前式を専門にお手伝いしています。「どの神社なら希望の人数が入る?」「支度はどこでする?」など、当日の流れに関わるご相談も歓迎です。
対応エリア:全国(挙式会場は岩手・宮城・山形・福島の神社仏閣)
- 宮城・山形・福島の由緒ある神社で神前式をプロデュース
- 神社仏閣での結婚式に精通した和婚専門プランナーが、相談から当日までサポート
- 打ち合わせはオンライン・電話・メールで完結。美容リハーサルは結婚式の前日も可能
- 衣裳は全国約80店舗の提携店で選べる
公式サイトのお問い合わせフォームから、無料和装体験&和婚個別相談会のご予約や資料請求ができます。LINEでのご相談も受け付けています。
みちのく和婚(運営:株式会社空地音ハーモニー)
- 所在地:宮城県仙台市青葉区一番町1丁目8-32 T&Rビル401号
- 電話:022-794-7720
- 営業時間:9:30〜18:30(火曜定休)
- 公式サイト:https://michinokuwakon.jp/
参考・出典
- 神社本庁「神前結婚式」 https://www.jinjahoncho.or.jp/omairi/shinzen/
- みちのく和婚「神社仏閣紹介」 https://michinokuwakon.jp/service.html
- みちのく和婚「料金プラン」 https://michinokuwakon.jp/fee.html
順番儀式内容1着席神職・新郎新婦・参列者が席に着く2修祓(しゅばつ)神職が全員をお祓いする3斎主一拝(さいしゅいっぱい)全員が起立し、神前に一礼する4献饌(けんせん)神さまにお食事やお酒(神饌)をお供えする5祝詞奏上(のりとそうじょう)斎主が結婚を神さまに報告し、幸せを祈る6三献の儀(さんこんのぎ)新郎新婦が三三九度の盃を交わす7誓詞奏上(せいしそうじょう)新郎新婦が誓いの言葉を読み上げる8玉串拝礼(たまぐしはいれい)新郎新婦が玉串を供えて拝礼する9親族盃の儀(しんぞくはいのぎ)両家の家族・親族が御神酒をいただく10撤饌(てっせん)お供えを下げる11斎主一拝全員が起立し、神前に一礼する12退席全員が退席し、式がおひらきになる神社挙式できる時間鹽竈神社9:15〜15:15の間に6つの枠宮城縣護國神社10:00・12:00・14:00・15:00大崎八幡宮10:00・15:00金蛇水神社14:00榴岡天満宮10:00〜15:30確認項目理由挙式時刻支度の開始時刻と会食の予約時刻が決まる列席人数の上限(両家の内訳)招く人数を両家で調整する必要がある着付室・親族控室の有無ない場合は近くで支度場所を手配する撮影のルール撮影できる場所や時間は会場ごとに決まりがある駐車場高齢のご家族の移動や、車での来場に関わる
